従来のレントゲン撮影では2次元の白黒画像にして情報を得ていました。 3次元的な厚みや幅、顎の内側に向かっているのか外側に向かっているのか、右回りで回転しているのか左回りで回転しているのか、根と根の間はどうなっているのか、というような立体的な状態は読み取れませんでした。私たちは経験である程度想像はつくのですが、あくまで予測にすぎません。患者さんならなおさら、従来のレントゲンで治療の説明を聞いたところで、いまいち理解しづらかったのではないでしょうか? しかし、歯科用CTで撮った画像であれば3次元的にどの角度からも見れますので、上記のような細かい情報を得ることができます。さらに3D画像も出来上がるので、骨や歯の形も実際に見ることができます。場所によっては病変によって骨が溶けている画像も綺麗に見ることができます。 また、歯科用のCTであり、医科のCTよりもより細かいスライス幅での診断が可能です。 |
従来の一般的な大きなレントゲン撮影(パノラマ撮影)の2〜5倍の被曝量があります。しかし、当医院のCTでは、胃のX線集団検診の1/6、医科のCTによる上下顎骨CTの1/5の被曝量で撮影が可能です。さらに医科用の胸部CTスキャンと比べると、なんと1/70ほどの被曝量です。 (東京都歯科医師会雑誌 平成23年8月号付録より) |
今はある程度、保険が適応されています。 親知らずの歯根の先が神経に近い場合、難治性の根管治療の時、腫瘍の大きさの確認等には保険適応しております。 インプラントや矯正の保険外治療のための撮影や過剰歯の位置確認などには保険適応外です。 |
保険で撮影の場合は自己負担(3割)で3500円ほどになります。 保険外での撮影は、5000円(税抜き)で撮影しております。 |